近藤校長より
長かった2学期もようやく終わりを迎えました。振り返ると短い夏休みの後、走り続けてきた2学期でした。体育大会をはじめ文化発表会等の大きな行事が例年とは異なるやり方になりましたが、生徒一人ひとりが協力し合い、前向きに一生懸命取り組む姿勢が見られ、皆さんの確かな成長を感じました。
皆さんに紹介したい話がある。先日学校に来られた保護者からこんな声が届きました。校内で出会った生徒たちが次々に「こんにちは」と元気よくあいさつが出来ていて、すごく気持ちよかったということ。もう一つは、地域の方が散歩中に出会う三原中生がいつも挨拶をしてくれ、とても嬉しく思うとわざわざ学校に知らせてくれました。学校内に限らず、地域の中でも積極的に挨拶ができていることは素晴らしいことです。
次に部活動について、体育部では3年生からバトンを譲り受け、秋の新人大会では2年生を中心にして多くの部で素晴らしい成績を残せました。また今回惜しくも思ったような結果が出せなかった人もいるだろう。大切なことは、試合の勝ち負けよりも新しい自分の気持ち・経験に出会ったことです。「何を学んだのか」「今後それをどう生かすか」ということです。次に向けて頑張ってください。
文化部では、文化発表会で各部素晴らしい取組を披露しました。リモートとはいえ、活動の様子・特色がよくわかり、各部の魅力やチームワークの良さを感じました。体育部・文化部ともにコロナ感染防止で様々な制限のある中での活動にもかかわらず、確実に三原中生の「伝統」が引き継ぎながら前進しています。
最後に年末年始さらに寒くなる予報も出ています。コロナ対策を怠らず健康と生活の管理に気を配り、1月7日の3学期始業式には、全員元気に登校してください。特に3年生は、強い意志をもって目標に向かって粘り強く努力を続けよう。応援しています。
生徒指導 遠藤先生より
はじめに「今年の新語流行語大賞」から「アベノマスク、アマビエ、GoToキャンペーン、スティホーム、ソウシャルディスタンス、3密、オンライン〇〇、香水等」(途中とある楽曲を熱唱?)を紹介され、年間大賞に「3密」が選ばれました。思えば明るいニュースや話題が少ない1年間でした。個人的には「鬼滅の刃」にはまりましたが・・・・・
明日から冬休みです。しっかりコロナ感染対策を心掛け「密閉・密集・密着」3密を防ぐ行動をとりましょう。
またコロナの影響を受け、社会的に一斉にリモートワークの導入等が進みIT化情報端末化を使うことがより増えました。2学期の生活アンケートでもネットを利用できる情報機器を持っている人が96%いました。また友人とトラブルになった事例も発生しました。三原中にも来年からipadが一人1台導入されます。3学期から教室で使う機会が増えてきます。もう一度情報機器の使い方、特にSNSの利用の仕方を考えてほしいです。必ず情報を発進するということは責任がかかってくること、相手の気持ちになって利用することを考えて使用しましょう。そして機器を上手く使い正しい判断で活用できる力をつけていきましょう。これは学校生活の中での友人や仲間とリアルにコミュニケーションをとることによって培われます。相手の顔をみて、自分の発した言葉に相手がどのように反応するかしっかり学ぶ必要があります。これから情報社会が進歩しますが、一方で互いの顔の見えるコミュニケーションを大切にしてほしいと思います。
最後にこの一年でいろいろなことを我慢することが多かったと思いますが、来年は少しでも明るく生活できるように3年生は中学校生活の最後の締めくくりをし新しい進路で花を咲かせてほしいです。2年生は、学校の主役として三原中をより一層よい学校へ導いてほしい。1年生は当たり前のことを馬鹿にせずきっちり行動し色々なことに挑戦する1年にしてほしいです。
それでは2021年のスタートをよいものにできるように今を大切に頑張りましょう。
表彰伝達はその2へ掲載します。
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